民泊清掃の相場・料金を徹底解説|広さ・頻度・エリア別の目安

東京の民泊物件で清掃料金の見積書を確認するオーナー 清掃の相場・費用

金曜の夜、会社から新宿の部屋に寄って、翌朝のチェックイン前に清掃業者さんが入る予定を最終確認する。3件目の物件を持ってから、この段取りが生活の一部になりました。清掃の料金を最初にちゃんと理解していなかったせいで、初年度は月あたり2万円ほど余計に払っていたと今は思ってます。

民泊清掃の相場は「1回いくら」の一言では収まりません。広さ、頻度、エリア、繁忙期、リネンやゴミ処理の付帯サービス。この5軸が絡んで、同じワンルームでも4,000円から9,000円くらいまで平気で振れる。まずここを整理します。

この記事は、都内で3物件(新宿ワンルーム25㎡/浅草1LDK 45㎡/大田区ワンルーム28㎡)を兼業で回している私が、自分の見積書と失敗をもとに、広さ・頻度・エリア別の相場を具体的にまとめたものです。相場観だけでなく、どこで料金が跳ねるか、どこで抑えられるかまで書きます。

  1. この記事の要点
  2. 民泊清掃の相場は「1回◯円」では語れない
    1. 料金の内訳(1回あたりで積み上がるもの)
  3. 広さ別・1回あたりの相場と時間の目安
  4. 頻度別に見る月次コスト(稼働8回・14回・25回)
    1. 頻度が上がると単価が下がるか
  5. エリア別の相場感(新宿・渋谷・浅草・大田区)
    1. 新宿・渋谷・池袋(都心3区)
    2. 浅草・上野・両国(下町観光エリア)
    3. 大田区・江東区・墨田区(羽田・スカイツリー圏)
  6. 繁忙期・当日依頼・深夜早朝の追加料金
    1. 追加料金でよくあるパターン
  7. リネン・ゴミ・消耗品の相場(オプション部分)
    1. リネンサプライ
    2. ゴミ処理(事業ごみ)
    3. 消耗品(アメニティ・トイレットペーパー・シャンプー)
  8. 料金だけで決めない──業者選びの判断軸5つ
  9. 清掃コストを月1〜2万円下げる現実的な打ち手
    1. 1. 最低宿泊日数を2泊以上にする
    2. 2. 稼働保証と引き換えの単価交渉
    3. 3. リネンとゴミ処理は別業者に分割
    4. 4. 消耗品のセルフストック化
  10. 見積もりを取るときに揃えておく情報
    1. 見積もりの比較で見落としがちな項目
  11. よくある質問
    1. Q1. 民泊清掃の相場は1回いくらが目安ですか?
    2. Q2. 繁忙期はどのくらい料金が上がりますか?
    3. Q3. 民泊のゴミは家庭ごみとして出せますか?
    4. Q4. 自分で清掃する場合と外注する場合、どちらが得ですか?
    5. Q5. 清掃業者を選ぶときに一番見るべきポイントは何ですか?
    6. Q6. 民泊清掃を頼む際に、法令面で気をつけることは?
  12. あわせて読みたい

この記事の要点

  • 東京23区の民泊清掃1回あたりの相場は、編集部調べで、ワンルーム4,000〜6,000円前後、1LDK〜2LDK 6,000〜8,500円前後、一軒家や大型物件は10,000円以上が目安(広さ・頻度・繁忙期で変動)。
  • 料金は「基本清掃」+「リネン交換」+「ゴミ処理」+「消耗品補充」の積み上げ。基本料金だけ見て契約すると、月次で1〜2万円ズレることがある。
  • GW・お盆・年末年始・桜シーズンの繁忙期は、通常料金に10〜30%の割増や当日追加料金が発生するケースがある(業者・時期により異なる)。
  • エリア別では、新宿・渋谷・浅草など観光中心地は駐車・移動コストが乗るぶん高め、大田区・江東区など郊外寄りはやや落ち着く傾向。
  • 月8回稼働のワンルームなら、清掃コストは月4〜6万円台に収まるのが1つの目安。ここを超えたら料金体系を見直すサイン。

一社ずつ電話して見積もりを取り直すのが億劫なら、条件を入れるだけで複数の清掃業者を比較できる仕組みを試すのが早いです。私も見積もり集めの時間を月に3時間くらい削れました。

民泊清掃の相場は「1回◯円」では語れない

結論から言うと、東京23区の民泊清掃は、1回あたり4,000円台から10,000円台まで振れます。編集部で複数の代行会社の公開料金を確認したところ、ワンルームで4,000〜6,000円前後、1LDK〜2LDKで6,000〜8,500円前後、一軒家や3LDK以上の大型物件で10,000円以上、という目安が中心でした(2026年時点、業者・条件により変動)。

ただ、この数字だけを鵜呑みにすると痛い目を見ます。私が最初にやらかしたのはここでした。浅草の1LDKを持った初月、掲示されていた「6,500円」だけを見て契約したら、翌月の請求書は12万円を超えていた。リネン交換、ゴミ回収、消耗品補充が全部オプションで、稼働が月14回だった月の話です。

民泊清掃の料金は、基本清掃だけの数字で語られがちだけど、実際に払うのは(基本+リネン+ゴミ処理+消耗品)×稼働回数。まずこの構造を頭に入れると、業者比較のズレが減ります。

料金の内訳(1回あたりで積み上がるもの)

基本清掃はいわゆる原状回復、掃除機・拭き掃除・水回り・ベッドメイキングまで。リネン交換はシーツ・枕カバー・タオル類の回収と設置で、業者持ちのリネンサプライを使うと1セット1,000〜2,500円ほど乗ります。ゴミ処理は、事業ごみ扱いのため業者に頼むと1回500〜1,500円が多い印象。消耗品はシャンプー・トイレットペーパー・歯ブラシの補充で、実費+作業料。

この積み上げを1回あたりの合計で見ると、ワンルームでフルパッケージなら6,000〜9,000円、1LDKで8,000〜11,000円くらいに収まることが多いです。基本料金だけで比較すると、フルパッケージにした瞬間に順位がひっくり返る、というのは業者選びでよくある落とし穴。

広さ別・1回あたりの相場と時間の目安

広さは料金と作業時間に直結します。私が3物件で受けた見積もりと、代行会社各社の公開料金を突き合わせた目安が下の表です。範囲で示しているのは、業者・地域・繁忙期・オプションで幅が出るためで、断定できる1点の相場は存在しません。

広さ基本清掃のみフルパッケージ(リネン・ゴミ込)作業時間目安
ワンルーム(〜30㎡)4,000〜6,000円6,000〜9,000円60〜90分
1LDK(30〜50㎡)6,000〜8,500円8,000〜11,000円90〜120分
2LDK(50〜70㎡)7,500〜10,000円10,000〜13,000円120〜150分
3LDK・一軒家(70㎡〜)10,000円〜13,000円〜150分〜

新宿の25㎡ワンルームは、実測で清掃80分・料金5,500円(基本)+リネン1,800円+ゴミ700円で1回8,000円が平均。浅草の45㎡ 1LDKは110分・9,800円のフルパッケージ。大田区の28㎡は移動費が乗らないぶん少し安く、7,600円で落ち着いています。

面白いのは、新宿と大田区の差が数百円しかないこと。距離のわりに料金差が小さいのは、業者が羽田寄りのエリアに慣れているケースが増えたからで、以前より郊外の相場が上がった実感があります。

作業時間の目安も一応知っておくと交渉に効きます。ワンルームで60〜90分、1LDKで90〜120分、2LDKで120〜150分が現場感覚。これより極端に短い作業時間で「基本料金だけ安い」提示があったら、掃除の粒度を必ず確認したほうがいい。私は1度、80分予定を50分で切り上げる業者に当たったことがあって、水回りの拭き残しでゲストからクレームが入りました。

頻度別に見る月次コスト(稼働8回・14回・25回)

1回あたりの料金より、実は月次コストで見たほうが判断しやすい。私は毎月、稼働回数×1回単価で月次を出して、6万円を超えたら料金体系を見直すルールにしてます。

ワンルームで稼働月8回(週2回転ペース)なら、8,000円×8=月64,000円。月14回(連泊少なめ)なら112,000円。月25回(ほぼ毎日回転)なら200,000円。1LDKで同じ稼働だと1.3〜1.5倍。ここに定額の管理費や消耗品費が別で乗るイメージです。

そう。稼働が上がるほど利益は増えるけど、清掃費もフルで比例して伸びる。ここが民泊オーナー1年目に一番びっくりする部分でした。売上が2倍になっても、清掃費も2倍になるので、利益率は思ったほど改善しない。ここを最初に理解しないと、月次のPLを見て「あれ、こんなはずじゃ」となります。

新宿の物件は月20回稼働で清掃費だけで16万円を超えた月がありました。その月の売上は40万円前後だったので、清掃費だけで4割。ここに管理費と光熱費が乗るので、稼働を追い続けるのが常に正解ではない、というのが3年やってみての実感です。

頻度が上がると単価が下がるか

業者との交渉で、月10回以上の稼働を約束するとワンルームで500〜1,000円程度、1回単価を落としてもらえるケースがあります。私の浅草物件は、月12回保証の契約に切り替えて9,800円→8,900円に落ちた。ただしその代わり、稼働が落ちた月も最低回数分の支払いが発生する条件でした。閑散期の月間稼働がこの最低ラインを下回るリスクを織り込んで判断してます。

繁忙期に枠を確保できる安心感と、閑散期の最低保証。どっちが自分の稼働パターンに合うかで選び方が変わります。稼働が安定してからでないと最低保証は逆に足を引っ張るので、契約のタイミングも大事。清掃の外注全体をまず整理したい人は、以前まとめた民泊清掃の外注の流れと業者選びの実務も参考になるはずです。

依頼の流れやリネン・ゴミ処理の実務まで含めた全体像は、民泊清掃の外注完全ガイドにまとめてあります。単価だけでなく契約条件の選び方を整理してから、料金交渉に入るほうが結果的に安く済みます。

エリア別の相場感(新宿・渋谷・浅草・大田区)

東京23区の中でも、エリアで料金は動きます。理由は3つで、業者の集中度、駐車事情、稼働単価の需要。同じ25㎡ワンルームでも、エリアで500〜1,500円ズレることがあります。

新宿・渋谷・池袋(都心3区)

観光の中心で稼働も高いぶん、繁忙期の枠が真っ先に埋まる。基本料金は他エリアより500円ほど高めで、駐車できないビル物件だとコインパーキング代(30分500円前後)が転嫁される場合もあります。ただ業者数が多いので、探すこと自体はしやすい。

浅草・上野・両国(下町観光エリア)

インバウンド需要が強く、桜と紅葉のシーズンは料金が突き抜けやすい。私の浅草物件は、GW週の追加枠だけ通常料金の20%増しでした。逆に1〜2月は静かで、月次コストは月4万円台まで落ちます。

大田区・江東区・墨田区(羽田・スカイツリー圏)

羽田利用者向けに需要が安定していて、業者は空港エリアに慣れています。都心より1回500〜1,000円ほど安くなる傾向。ただし始発便に合わせた早朝チェックアウト対応は追加料金になりやすい。

エリアと広さで相場は動くので、単価だけで業者を絞るより、条件を入れて複数社を横並びで見るほうが早いです。1件ずつ電話するより、1度に条件を投げて集めるほうが正直ラク。

繁忙期・当日依頼・深夜早朝の追加料金

民泊清掃で見落としがちなのが、基本料金以外に乗る「追加料金」です。ここが読めないと、月末の請求で泣きます。私が実際に経験した追加料金のパターンを共有します。

繁忙期料金は、GW・お盆・年末年始・桜シーズン(3月末〜4月上旬)・紅葉(11月)に、通常料金の10〜30%増しで請求されるパターンが多い。業者によっては通常料金+固定額(500円〜1,000円)で処理するところもあります。

当日依頼や前日夕方以降のスポット依頼は、1,000〜3,000円の割増。深夜(22時以降)と早朝(6時前)の対応も別途料金。あと、これは意外と痛い出費なんですが、キャンセル料。前日キャンセルで料金の50%、当日キャンセルで100%を取る業者が多いです。

追加料金でよくあるパターン

  • 繁忙期割増(大型連休・年末年始・桜シーズン等)
  • 当日・前日依頼のスポット割増
  • 深夜早朝の時間帯割増
  • 駐車料金の実費請求
  • 汚損が激しい場合の追加清掃料(嘔吐・ペット・タバコ跡など)
  • キャンセル料(前日50%・当日100%が中心)

汚損の追加料金は、契約時に「どの程度からいくら」を確認しておかないと揉めます。私は浅草で1回、大人数の宿泊後にワインをカーペットにこぼされたことがあって、追加清掃で5,000円乗りました。そこで業者と、汚損レベル別の料金表を書面で共有しました。メールのやりとりでも履歴として残しておくと、後から揉めにくいです。

リネン・ゴミ・消耗品の相場(オプション部分)

基本清掃の外側にある3つの費用は、月次で見ると清掃全体の30〜40%を占めることがあります。ここを甘く見積もると、単価の安い業者を選んでも結局トータルが変わらない現象が起きる。

リネンサプライ

業者持ちのリネンをレンタルで使う方式が主流で、シングル1セット(シーツ・枕カバー・バスタオル・フェイスタオル)で1,000〜2,500円が目安。自前リネンでクリーニングだけ委託する方式もあり、その場合1点150〜300円ほど。稼働が月15回を超えるならレンタルのほうが結果的に安いことが多い、というのが私の経験則です。

ゴミ処理(事業ごみ)

民泊で出るゴミは事業ごみ扱いで、家庭ごみの日に出すのは原則NG。産業廃棄物収集運搬の許可を持つ業者に頼むか、自治体と契約するかの二択で、清掃業者経由だと1回500〜1,500円が中心。この点は自治体ごとに扱いが変わるので、必ずお住まいの自治体の民泊窓口に確認してください。

消耗品(アメニティ・トイレットペーパー・シャンプー)

補充作業料+消耗品の実費で、1回あたり500〜1,500円が目安。まとめ買いで自分でストックを送る方式にすると、月次で3,000円ほど落ちます。ただ在庫管理を業者に丸投げできなくなるので、時間コストとのトレードオフ。私は消耗品リストをスプレッドシートで管理して、業者に補充数を報告してもらう運用にしてます。慣れれば手間は月30分程度です。

料金だけで決めない──業者選びの判断軸5つ

相場を把握したら、次は「どこと契約するか」の判断です。私が3回失敗して学んだのは、単価が同じなら次の5つで差が出る、ということでした。

  • 料金体系の透明性(基本+オプションが書面で明示されているか)
  • 繁忙期の枠確保(GW・年末年始の予約優先ルール)
  • 対応可能時間帯(早朝チェックアウト・深夜チェックインへの対応)
  • 損害賠償保険の加入(作業中の破損時の補償上限)
  • 写真報告の有無(清掃完了後の状態を写真で確認できるか)

特に3つ目と5つ目は、兼業オーナーには効きます。会社帰りに部屋を見に行く時間が取れないので、清掃完了写真がスマホに届く仕組みがないと、次のゲストのチェックイン前に自分で確認できない。私はここで一度、写真報告がない業者と切って、写真+チェックリスト提出をする業者に切り替えました。

料金の内訳が近い業者でも、この5項目で対応差が出ます。単価だけで判断せず、契約前に必ず書面で確認するのが安全です。私は契約前に必ず、この5項目を質問リストにして業者に送っています。

清掃コストを月1〜2万円下げる現実的な打ち手

最後に、私が3物件で実際に効いた節約策を4つ。どれも派手じゃないけど、積み上げると月1〜2万円は動きます。

1. 最低宿泊日数を2泊以上にする

1泊利用が多いと、清掃回数が跳ね上がる。1泊禁止・2泊以上必須にするだけで、月の清掃回数が20%くらい落ちるケースがあります。単価は下がらないけど、月次コストは確実に落ちる。

2. 稼働保証と引き換えの単価交渉

月◯回以上を保証する代わりに、単価を500〜1,000円落としてもらう交渉。閑散期のリスクがあるので、稼働が安定してきたタイミングで持ちかけるのがいい。

3. リネンとゴミ処理は別業者に分割

清掃業者に全部乗せするより、リネンリース会社を別で契約したほうが1セットあたり300〜500円安くなることがあります。管理は面倒になるけど、大型物件ほど効く。

4. 消耗品のセルフストック化

Amazonでまとめ買いして物件内にストック棚を作り、業者には補充作業だけ頼む。消耗品の実費請求を止められて、月2,000〜4,000円ほど落ちました。ストック棚の写真を業者と共有しておくと、補充漏れの連絡もスムーズです。

ここまでで、料金の内訳・広さ別相場・追加料金の仕組み・削り方まで一通り話しました。ただ、実際に自分の物件で相場を確定させるには、複数社の見積もりを取って条件比較するのが結局一番早い。数字は動くものだと理解した上で、相場観を持って交渉に臨むのが安全です。

見積もりを取るときに揃えておく情報

業者から精度の高い見積もりを引き出すには、こちらから渡す情報が足りているかで変わります。私は初年度、部屋の広さと住所だけ伝えて見積もりを出してもらっていたんですが、後から「これは含んでない」「これは追加」と言われて何度も差し戻しになりました。

いまは見積もり依頼時に、次の情報を1つのメモにまとめて送るようにしています。これだけで、業者からの返答の速さと正確さが劇的に変わる。

  • 物件の広さ(㎡)と間取り(例: 25㎡ワンルーム)
  • 最寄駅と徒歩分数、建物の階数とエレベーターの有無
  • 想定稼働(月◯回、平均滞在日数)
  • リネンは業者持ちか自前か、洗濯機の有無
  • ゴミ処理を任せたいか、置き場の場所
  • 消耗品の補充を任せたいか、ストックの有無
  • 駐車場の有無(コインパーキングになる場合はその旨)
  • チェックアウトからチェックインまでの標準的な間隔

これを2〜3社に同じフォーマットで送って、返ってきた見積もりを横並びで比較する。金額だけじゃなく「返信が早いか」「質問に的確に答えるか」も、実は契約後の運用品質を予測する強いシグナルになります。

見積もりの比較で見落としがちな項目

料金の総額が近くても、契約条件を細かく読むと差が出ます。私が過去に見落として損した項目を挙げておきます。

  • 最低利用回数の縛り(月◯回未満の場合の追加料金)
  • 契約解除時の通知期間(1ヶ月前・2ヶ月前など)
  • リネンの紛失・汚損時の弁償規定
  • 鍵の受け渡し方法(キーボックス設置費用の有無)
  • 報告フォーマット(写真・チェックリスト・その頻度)

この5項目を最初に確認するだけで、契約後半年の運用ストレスがだいぶ減ります。特にリネンの弁償規定は、ゲストが持ち去った場合の扱いが業者ごとに全然違うので要チェック。

最後に1つ、私も答えを持っていない話。稼働率を上げるほど清掃コストは比例して膨らむので、実は「清掃回数を減らして単価を上げる(連泊誘導)」戦略と「回転を最大化する」戦略のどちらが利益を出すかは、物件立地とオーナーの手間の総量で答えが変わります。ここは自分の物件で試算してみてください。

相場観が固まったら、あとは条件を入れて業者を並べるだけ。時間をかけずに複数社を見比べたいときに、見つける君を使ってもらえたらと思ってます。

よくある質問

Q1. 民泊清掃の相場は1回いくらが目安ですか?

A. 東京23区の一般的な範囲で、ワンルームは基本清掃4,000〜6,000円前後、1LDK〜2LDKは6,000〜8,500円前後、一軒家など大型物件は10,000円以上が目安です(編集部調べ・2026年時点、業者・条件で変動)。リネンやゴミ処理を含めたフルパッケージにすると、それぞれ2,000〜3,000円ほど上乗せになるケースが多いです。

Q2. 繁忙期はどのくらい料金が上がりますか?

A. GW・お盆・年末年始・桜シーズン・紅葉時期などは、通常料金の10〜30%増しになるケースが一般的です。業者によっては固定額の追加(500〜1,000円)で処理するところもあります。繁忙期は枠自体が埋まりやすいので、料金より予約可否が問題になることの方が多いのが実情です。

Q3. 民泊のゴミは家庭ごみとして出せますか?

A. 原則としてNGです。民泊で発生したゴミは事業ごみ扱いになるため、産業廃棄物収集運搬の許可を持つ業者に依頼するか、自治体との個別契約が必要になります。自治体ごとに扱いが異なるので、お住まいの自治体の民泊窓口や清掃事務所に必ず確認してください。

Q4. 自分で清掃する場合と外注する場合、どちらが得ですか?

A. 稼働回数と自分の時給次第です。月8回以下の稼働なら自分で回せる可能性がありますが、10回を超えると兼業オーナーには物理的にしんどい。私は2件目を持った時点で外注に切り替えました。時間コストと精神的な余裕込みで判断するのが現実的です。

Q5. 清掃業者を選ぶときに一番見るべきポイントは何ですか?

A. 個人的には「料金体系の書面明示」と「清掃完了報告の写真」だと思ってます。単価が近い業者なら、契約時に基本+オプションが全部書面で分かって、完了後に写真が来る業者を選ぶ。この2つが揃ってると、後からのトラブルが激減します。

Q6. 民泊清掃を頼む際に、法令面で気をつけることは?

A. 住宅宿泊事業法(民泊新法)では、宿泊者の衛生確保が事業者の義務とされていて、その運用は観光庁・厚生労働省が公表する住宅宿泊事業法施行要領(ガイドライン)に基づきます。ゴミ処理・清掃方法・記録の残し方などは、必ず一次情報とお住まいの自治体の指導に沿って進めてください。

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