民泊清掃業者を探す方法5つ|マッチングサイト・地域業者・紹介の使い分け

民泊清掃業者の探し方を比較するオーナーのイメージ 清掃業者の選び方・外注

金曜の夜22時、会社帰りに新宿の部屋に寄ったら、翌朝10時アウト・14時イン予約の連絡が入っていて血の気が引きました。当時契約していた清掃業者が繁忙期で枠が取れず、私と妻で夜中の1時まで清掃した記憶が今も残ってます。

民泊清掃業者を「探す」って、実は5つくらいのルートがあって、どれを使うかで料金も安定性もかなり変わります。私は3物件を運営する中で、マッチングサイト、地域の清掃会社、Airbnbホスト仲間からの紹介、SNS、そして近所の家事代行を全部試しました。どれも一長一短で、正解は1つじゃない、というのが正直な結論です。

この記事では、5つの探し方それぞれのメリット・デメリットと、私が新宿・浅草・大田区の3物件でどう使い分けているかをまとめます。これから業者を探す兼業オーナーの、失敗を1つでも減らせたらと思ってます。

この記事の要点

  • 民泊清掃業者の探し方は主に5つ(マッチングサイト、地域の清掃会社、ホスト仲間の紹介、SNS・検索、家事代行の転用)で、繁忙期対応と料金安定性のバランスで使い分けるのが現実的
  • くらしのマーケットやゼヒトモなどのマッチングサイトは口コミが可視化されており個人事業主が中心、価格は東京都心のワンルームで編集部調べ7,000〜12,000円程度が目安(広さ・条件で変動)
  • 地域の清掃会社は繁忙期の枠確保と品質の再現性で優位、ただし最低契約数や見積が必要で立ち上がりに時間がかかる
  • ホスト仲間からの紹介は当たりの確率が高いが、業者側のキャパオーバーで断られやすい
  • 住宅宿泊事業法では衛生確保が事業者の義務で、清掃業者への委託は可能だが最終責任は事業者にある(観光庁 民泊制度ポータルサイト参照)

一社ずつ電話して見積もりを取るのが大変なら、条件を入れるだけで清掃業者を比較できる見つける君を試すのが早いです。特に急ぎで枠を埋めたいときには使い勝手がいいと思ってます。

民泊清掃業者を探す方法は主に5つある

結論からいうと、民泊清掃業者の探し方は大きく5ルートに分けられます。マッチングサイト、地域の清掃会社への直接依頼、Airbnbホスト仲間からの紹介、SNSやGoogle検索、そして近所の家事代行サービスの転用。私はこの5つを全部試して、いま3物件で組み合わせて使ってます。

それぞれ得意分野が違います。マッチングサイトは立ち上がりが早くて口コミも見える、地域会社は品質が安定してる、紹介は当たり確率が高い。逆に弱点もある。1つに絞るのではなく、メイン1社+繁忙期のサブ1〜2社という組み合わせが、私の実感では一番安定します。

最初に全体像を表で整理しておきます。ここから各節で1つずつ深掘りします。

探し方初期の手間繁忙期の枠価格帯(都心ワンルーム目安・編集部調べ)おすすめ度
マッチングサイト(くらしのマーケット等)7,000〜12,000円初回・スポットで◎
地域の清掃会社(法人)中〜高10,000〜15,000円継続運営で◎
ホスト仲間からの紹介×(満枠が多い)相手の相場に依存当たれば◎
SNS・Google検索幅が広い比較材料に◎
家事代行の転用7,000〜10,000円小さい部屋のみ○
2026年時点・東京都心の25〜30㎡ワンルーム・リネン別条件での編集部調べ。実際の見積は物件条件で変動

この表だけでも十分参考になると思うけど、大事なのは「なぜその選択肢が◎なのか」の中身です。以前まとめた民泊清掃を外注する全体像も合わせて読むと、探し方の前後にある「依頼の流れ」まで見通せます。

方法1: マッチングサイトで探す(くらしのマーケット・ゼヒトモ・見つける君)

結論、初めて民泊清掃を外注する人にはマッチングサイトが一番ハードルが低いです。私も最初の1件目(新宿のワンルーム)は、くらしのマーケットで見つけた個人の清掃業者にお願いしました。

くらしのマーケットには民泊清掃代行のカテゴリがあり、口コミの平均点や累計件数、対応エリアが一覧で見えます。ゼヒトモも同様に、依頼内容を入力すると複数業者からの提案が届く方式で、こちらは事業者向けの相見積もりに近い運用ができます。

強みは3つ。口コミが可視化されている、価格が明朗、そして単発から依頼できる。弱点も3つ。個人事業主が中心なので同時に複数現場を回せない、繁忙期は普通に埋まる、そして担当が体調不良で来られない日の代替がない。

マッチングサイトで失敗しない選び方

私が失敗したのは1件目のとき。口コミ4.9の業者を選んだのですが、レビューをよく読んだら「引越し前の空室清掃」が9割で、民泊清掃(短時間・チェックアウト後2〜3時間のインターバル運用)の経験がほぼゼロの人だった。結果、初回の清掃で3時間半かかって、次の予約に間に合いませんでした。

そう。マッチングサイトで選ぶときは、口コミの中身を「民泊清掃の割合」で見るのが鉄則です。星の数だけを見ないこと。あと、対応エリアと最短時間の枠、リネン交換の可否、備品補充の対応範囲を必ず初回メッセージで確認します。

料金は東京都心のワンルームで、私が過去に相見積もりを取った範囲だと1回7,000〜12,000円程度が中央値でした。リネン込みだと+2,000〜3,000円、繁忙期割増が10〜20%乗ることが多い印象です。詳しい相場は東京の間取り別実勢価格にまとめてます。

方法2: 地域の清掃会社に直接依頼する

継続運営を安定させたいなら、地域の清掃会社(法人)と契約するのが一番強いです。私の浅草の1LDKは、開業半年後にマッチングサイトから台東区で民泊清掃を専業でやっている法人に切り替えました。以来2年以上、繁忙期でも枠が飛んだことはゼロです。

法人の強みはスタッフ数。1人休んでも代わりが入る。GWや年末年始のように予約が集中する時期でも、事前に契約している物件は優先的に枠が確保される。これは個人事業主にはまねができない構造です。

弱点は立ち上がりの重さ。見積もりを取るのに現地確認が必要だったり、月◯回以上の最低契約数を求められたり、契約書を交わしたり。私の場合、依頼開始まで2週間かかりました。単発でお願いできる先はほぼないと思ったほうがいい。

地域の清掃会社の探し方3つ

まずGoogle検索で「(エリア名) 民泊清掃 業者」と入れる。台東区・大田区・新宿区くらいの粒度で検索すると、地元密着の業者が出てきます。ただ検索1ページ目は広告と大手ばかりで、地元業者は2〜3ページ目に埋もれてることも多い。

次に地元の民泊運営代行会社(PMSやチャンネルマネージャーを提供している会社)に「清掃だけ委託できますか」と聞く方法。運営代行は自社の清掃網を持っていて、清掃のみの切り出しに応じてくれるケースがあります。ただし運営代行にまとめて頼むと売上の10〜15%程度の管理費が乗ることが多いので、清掃だけ切り出す交渉が必要です。

3つ目が業者マッチング系のプラットフォームで法人を探す方法。個人事業主だけでなく法人も登録しているサービスを選ぶと選択肢が広がります。地域の清掃会社の相場は都心ワンルームで10,000〜15,000円、1LDKなら15,000〜20,000円あたりが編集部調べの目安です(広さ・頻度で変動)。

ここまで読んで「自分で1社ずつ問い合わせるのはきつい」と感じたら、複数の民泊清掃業者に一括で条件を送れる仕組みを使ったほうが早いです。相見積もりの手間を減らせるのが実務的なメリットだと思ってます。

方法3: Airbnbホスト仲間からの紹介で探す

紹介は、当たった時が一番強い。私の大田区の羽田寄りの物件は、Airbnbのホストコミュニティで知り合ったオーナーさんに紹介してもらった業者にお願いしています。もう1年半ほど、大きなトラブルなし。

紹介の強みは、業者側もある程度事情がわかった状態でスタートできること。「◯◯さんの紹介です」と伝えるだけで、料金交渉や条件擦り合わせがスムーズに進みます。相手も紹介者の顔を潰したくないので、対応が丁寧になる傾向。

ただ弱点も大きい。紹介してもらえる業者は、たいてい既に手一杯です。「新規は受け付けていない」と最初に言われることが多い。私も5件紹介してもらって、実際に受けてもらえたのは1件だけでした。

紹介を得るためのホストコミュニティ

Airbnbホストの集まりは意外と存在します。Airbnb公式のホストミートアップ、Facebookの民泊ホストグループ、地域ごとの民泊事業者連絡会。私は最初、こういう場に出るのが苦手でしたが、参加してみると業者情報だけでなく、法規や近隣対応のノウハウも交換できて、想像以上に価値がありました。

紹介を頼むときのコツは、いきなり「業者紹介してください」と切り出さないこと。まず自分の物件・運営スタイル・希望条件を明確に伝える。そのうえで「もし相性が合いそうな業者があれば教えてほしい」と控えめに聞く。紹介する側も自分の業者と合わないオーナーを紹介するのは避けたいので、判断材料を先に渡すのが結果的に近道です。

方法4: SNS・Google検索で個別に探す

X(旧Twitter)やInstagram、それとGoogle検索で個別に業者を探す方法もあります。私は繁忙期の追加リソースを探すときに、この方法を使うことが多いです。

SNSの強みは、業者の日常が見えること。清掃前後の写真をアップしている業者や、リネン交換のこだわりを発信している業者は、選ぶ側から見て信頼度が測りやすい。「この人ちゃんとやってるな」が直感で判断できます。

弱点は、料金や対応エリアが明示されていないことが多く、DMで1件ずつ問い合わせる手間がかかる点。あと、SNSでの発信頻度と実務のクオリティは別物なので、鵜呑みにしすぎないこと。私は過去に、Instagramのフォロワーが多い業者にお願いして、実際の清掃が想像より雑だったことがありました。まあ、あるあるです。

Google検索で使えるキーワード組み合わせ

私が実際に使っているのは「(区名) 民泊清掃」「Airbnb 清掃 (区名)」「民泊 リネン 交換 (区名)」の3パターン。区の粒度が一番ヒット率が高いです。市区町村より広い都道府県だと大手ばかりで、逆に町名まで絞ると全く出てこない。区でちょうどいい。

検索結果を見るときは、業者のウェブサイトで「対応物件数」「対応エリア」「料金表の有無」の3つを見ます。料金表を出している業者は、経営が安定しているサインとして受け取ってます。逆に「お問い合わせください」しか書いていない業者は、案件ごとに価格が変わる可能性があるので警戒。

方法5: 家事代行サービスを民泊清掃に転用する

意外と知られていないのが、家事代行サービス(タスカジ、CaSy、ベアーズ等)を民泊清掃に転用する方法。私の新宿ワンルームは、繁忙期のバックアップとしてタスカジのハウスキーパーさんに月2〜3回入ってもらってます。

強みはリソース量。家事代行は登録スタッフが多いので、繁忙期でも枠が取りやすい。あと、時間単位(3時間5,000〜7,000円程度)で依頼できるので、小さい物件だと民泊専門業者より安く上がることがあります。

ただ、これは正直、賭けの要素がある。担当者によっては民泊清掃のスピード感(2〜3時間で完璧に仕上げる)に慣れていない人もいるし、リネン交換や備品補充まで含めた民泊固有の作業に不慣れなことがある。事前にゲストハウスや民泊での経験を確認できるプラットフォームを選ぶのが安全です。

家事代行を使うなら30㎡以下の小型物件に限定

私の使い方は、25〜30㎡以下のワンルームに限定してます。浅草の1LDK(45㎡)を家事代行にお願いしたことがあるのですが、3時間では終わらず追加料金が発生して、結果的に専門業者より高くなった経験があります。

あと、家事代行はゴミの回収を業務範囲外にしているところが多い。民泊は自治体のゴミ収集ルールに従う必要があり、事業系ゴミの扱いになる場合もあるので、ここは事前にオーナー側で運用を決めておく必要があります。家事代行に依頼するなら、ゴミは自分または別業者、清掃とリネン交換だけ家事代行、と役割分担するのが現実的です。

3物件で実践している探し方の使い分け

結論、1つの探し方に絞らず、メインとサブを組み合わせるのが最適解だと思ってます。私の3物件での実際の運用を、参考までに公開します。

物件広さメイン業者サブ(繁忙期用)
新宿ワンルーム25㎡マッチングサイト経由の個人家事代行(タスカジ)
浅草1LDK45㎡地域の民泊清掃法人マッチングサイト経由の個人
大田区ワンルーム28㎡ホスト仲間からの紹介業者マッチングサイト経由の個人

共通しているのは、メインは1社に固定してることと、サブは複数登録しておくこと。メインを固定するのは品質の再現性のため(毎回違う業者だと備品配置がバラつく)、サブを複数持つのは繁忙期のリスクヘッジのためです。

この使い分けにたどり着くまでに、私も業者切り替えを何度も繰り返しました。自分でやる時期と外注する時期の損得を比べた話は自分で清掃したら月いくら浮くかにまとめたので、これから外注を検討する人は先に読んでもいいかもしれません。

法規面:委託しても衛生確保責任は事業者にある

探し方の話とセットで押さえておきたいのが、住宅宿泊事業法上の責任の所在です。観光庁の民泊制度ポータルサイトでは、宿泊者の衛生確保・安全確保・宿泊者名簿の備付けなどが事業者の業務として明記されています。これらは住宅宿泊管理業者に委託した場合、管理業者の責任のもとで担う業務になります。

清掃業者に清掃だけを委託する場合(住宅宿泊管理業者ではない場合)、衛生確保の最終責任は事業者に残ります。つまり、業者を「探す・選ぶ」段階で、業者側のオペレーションが自治体の衛生基準に沿っているかを確認しておくのは事業者の責任範囲。契約前に確認しておくのが安全です。詳しくは観光庁 民泊制度ポータルサイトやお住まいの自治体の民泊窓口で確認してください。

どの探し方でも共通する「見積もり時の確認項目」

結論、探し方が違っても見積もり段階で聞くべきことは同じです。私が3年やってきて「これを最初に聞いておけばよかった」と後悔したポイントを7つに絞りました。

  • 料金体系(基本料金・追加料金の発生条件・繁忙期割増の有無と幅)
  • 対応エリアと最短対応時間(チェックアウト後何時間で入れるか)
  • リネン交換の可否とリネン調達方法(業者持ち込みか、こちら側で用意か)
  • 備品補充の対応範囲(アメニティを補充してくれるか、報告のみか)
  • ゴミ処理の対応(回収まで含むか、部屋外に出すまでか)
  • 担当者不在時のバックアップ体制(風邪・繁忙期の代替)
  • 損害賠償保険の加入有無(物品破損時の補償)

私が一番痛い目を見たのは、7番目の損害賠償保険の確認漏れ。マッチングサイト経由の個人業者に頼んだとき、備え付けのテレビリモコンを紛失されて、業者は「弁償できない」と言われて自腹で買い直しました。金額は3,000円だったから諦めがついたけど、これがテレビ本体だったらと思うとぞっとします。

7項目の中身と料金の目安については、広さ・頻度・エリア別の相場ガイドで詳しく書いてます。見積もりを取る前に一度目を通しておくと、業者の回答が高いのか安いのか判断しやすくなります。

探し方の選択肢と確認項目まで整理したうえで、それでも「どこから声をかければいいか決まらない」なら、条件を1回入れれば複数業者に届く仕組みを使ってみるのが近道です。個別に電話するより圧倒的に早いです。

よくある質問

Q1. 民泊清掃業者を探すとき、最初にすべきことは何ですか?

まず物件の条件(広さ・所在地・稼働頻度・リネン運用・ゴミ処理ルール)を紙1枚に書き出すことをおすすめします。これがないと、複数業者に問い合わせても回答がバラバラになって比較できません。私も最初はこれをやらずに、業者ごとに違う条件で見積もりを取ってしまい、比較で1週間ロスしました。

Q2. マッチングサイトと地域の清掃会社、結局どちらが安いですか?

単価だけ見ればマッチングサイト経由の個人事業主のほうが安い傾向があります(都心ワンルームで7,000〜12,000円程度・編集部調べ)。ただ、繁忙期の代替対応や品質の再現性まで含めた「隠れコスト」を考えると、稼働率が高い物件は地域の清掃会社のほうが総合的に安く済むケースもあります。物件の稼働率と、自分がトラブル対応にかけられる時間で決めるのが現実的です。

Q3. 繁忙期に清掃業者が見つからない場合はどうすればいいですか?

私はGW・年末年始・お盆の3期間は、メイン業者に3か月前から枠を押さえてもらうようにしています。それでも埋まらない日は、家事代行サービスと自分の稼働で埋める運用。繁忙期直前になってから探すのは、経験上ほぼ手遅れです。逆に言えば、3か月前に動けば選択肢は普通にあります。

Q4. 清掃業者を選ぶときに、絶対に確認すべき法律面のことはありますか?

住宅宿泊事業法では、宿泊者の衛生確保が事業者の義務として定められています。清掃を委託しても、事業者としての最終責任は残ります。業者選定時に、業者側が民泊清掃の経験を持っているか、自治体の衛生基準に沿ったオペレーションをしているかは確認しておくのが安全です。詳細は観光庁の民泊制度ポータルサイトや、お住まいの自治体の民泊窓口で確認してください。

Q5. 業者を切り替えるタイミングの目安はありますか?

私の判断基準は、レビューで清掃関連の指摘が2か月連続で入ったら切り替え検討、3か月連続で入ったら切り替え確定です。あと、業者からの連絡レスポンスが目に見えて遅くなったら要注意サイン。業者側のキャパオーバーで、こちらの物件が優先度低くなっている可能性があります。切り替えは体力を使うけど、レビューが落ちてからでは遅い、というのが3年やっての実感です。

Q6. 1つの物件で複数の業者を併用してもいいですか?

可能ですが、メイン1社+サブ1〜2社の構成にしないと備品配置や清掃品質にバラつきが出ます。特にリネンの畳み方、アメニティの並び順、ゴミ袋のセット方向まで揃えないとゲストに違和感が出るので、サブ業者にはメイン業者の作業手順書を共有する運用がおすすめです。この手順書は自分で写真付きで作れば十分。1回作れば長く使えます。

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